リネンが好きな理由



布屋さんへ行くと、必ず見るのがリネン生地。

布の中でも、通気が良く軽い素材の麻布。
手触りもいいですよね。

使い勝手もいいので、サラ家でも大活躍しています。(*^^*)

リネンのバック


リネンのポーチ


普通の人は、可愛いプリント生地など、柄布に目が行きますが、
私は昔からリネンが好きなのです〜。

そのリネンにバラの刺しゅうでもあれば、
一晩中、眺めていられるくらいです。

クロスステッチでも、いろんなリネンを使ってますし、
購入する既製品の小物類も、シンプルなリネン製品が多いです。

でも、なぜリネンが好きなのかな〜と、
私の中で、ずっと謎でした。

それが、ちょうど1年前、
熊本で開催された<ミイラ展>で、はっきり分かりました。私の原点?!

あ、ブログ(2020年6月)にも少し、書いてます。

私としては、<ミイラ>なんて、全然、興味がありませんでした。
だって、人の骨なんて興味ないし、夜動きそうで怖いですよね。
(心は、いつまでも、子供のまま。笑)

だけど、何かに導かれるように会場に足を運んでいました。

その会場で見たものは、衝撃的なものでした!

それは、<ミイラ>ではなく、
そのミイラを包み込む<麻布>の方だったのです。

そして、その麻布には古来の人々がステッチしたであろう刺しゅうも!
あろうことか、大好きなリネンと大好きな刺しゅうがここにあったのです!

なので、会場では、ミイラより刺しゅう入りの麻布の方ばかり
ずっと見つめていた私。笑。

・・・もしかしたら、リネンやクロスステッチが好きな理由は、ここ?!
私の原点は、エジプトなのね〜と、確信した瞬間でした。

そういえば・・・
ピラミッドみたいなテトラポーチ(三角形のポーチ)も
時々作っているし・・・。笑。


・・・残念ですが、
このミイラ達の麻布には、バラの刺しゅうはありませんでした。ぷぷっ(-_-;)
人の顔や動物、記号のような文字?!は刺しゅうされていました。

麻布って、何千年も残るんですね。
最近では、純粋な麻布ってめったに見かけません。

小さい頃の記憶ですが、農業をしていた実家でお米を入れる袋が
このミイラ展で見た麻布と同じ素材だったのを覚えています。

少しチカチカした手触りが、本物の麻を織ってある感じですね。
なんだか、とても懐かしい感覚でした。

サラの手作りの原点も分かった事だし、
これからもリネンでいろいろと作りたいと思います。

そう、何千年も「サラですよ〜。」と後世に残るように。爆笑!


2021年5月


楽天/リネン生地


サラの気になるものTOP

当ホームページの画像、文章等の無断配布、複製、転載はご遠慮下さい。